1993年2/5(金)-2/21(日)
「塔本賢一展」
■絵画と立体。
展覧会DMより
マドンナであろうがマイケル・ジャクソンであろうが、塔本賢一の一風変った手法によって一風変ったスタイルに仕立てられる。おしゃれ感覚に満ちているかと思えば、奇妙に土俗的だし、ともあれきわめて挑発的だ。今回は<花鳥風月>がくわわり、さらに塔本独壇場の立体までが勢揃いするのだから、ラ・フェニーチェの空間が大きくゆさぶりをかけられるのは必至である。
―――高見堅志郎(美術評論家)