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2003年11/4(月)-11/22(土) 「大倉侍郎展」
 ■木を用いた造形物

■展覧会について
国際舞台でも活躍する作家・大倉侍郎。木のなかでも特にクスノキを用いる。その作品は、クスノキの板を細かく分断し、彩色をした後、切断した順番にずらしながら元の板になるように合わせて行くという、非常に単純化された工程から生まれてくる。元の板は全く姿を変え、静謐さと軽やかさを合わせもつ彫刻になり、透明感のある瞑想的な空間が出現するのである。物質でありながら、それを超えてゆくような透明感、作品から派生する心地よい躍動感が、ここちよく観る者の心に響きます。
                             
                                     ---展覧会を終えて Gallery LA FENICE