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1994年5/30(月)-6/16(木)「堀内昇展」
 ■平面。

展覧会DMより
ほとんど幾何学的な直線のさまざまな形で構成され、赤やブルー、グリーンの色彩が響きあう堀内昇の作品は重層的でありながら明快で親しみやすい。彩色されたベニヤ板がくっきりした輪郭をうむフォルムノいろいろが、いまにも動き出しそうな気配をたたえる。一見して印象に残るそのような作品から、作者はいま新たな試みへと踏み出そうとしている。ペインティング。それは作者にとって、表層から深みへの模索かもしれない。
―――高橋亨(美術評論家・大阪芸術大学教授)