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1994年3/7(月)-3/25(金)「山内和則展」
 ■絵画。

展覧会DMより
画面は確定した形態へ向かう。ある種の様式感情を帯びはじめる。しかし実際は、形態や様式では統制できない箇所に、この作家はいつも強くかかわっている。あえてそれを物語性と命名しても、許されることだろう。そうした類の想念が画面全体に滲み出る。場合によっては、裂け目からいきなり湧出したかのような趣さえとる。
―――高見堅志郎(美術評論家)